『ツギクル芸人グランプリ2025』が生放送され、お笑いコンビ・豆鉄砲が第6代王者に輝き、賞金200万円と民放各局への番組出演権を獲得しました。昨年、チョコレートプラネット長田から酷評された雪辱を晴らすべく、並々ならぬ決意で臨んだ今年の大会。見事な復活劇で、会場を熱狂の渦に巻き込みました。
昨年の出場時に「ホセはいるだけ」と酷評された豆鉄砲。ツッコミのホセには「すっごい悪い悪霊が四体ついていた」という衝撃の事実が判明し、この一年は悪霊退散と心機一転の坊主頭で呪縛から解放された“シン・豆鉄砲”として、この大会に照準を合わせてきました。
ファーストステージでは、Bブロックに登場。ボケ担当の東健太郎が、地名「田無」駅に注目。「田んぼがない」、「あるものは伸ばせるけど無いものは伸ばせない」と、特徴やランドマークが少ない街に対する独自の視点から、世の中への不満を切り込むスタイルを披露。審査員の太田からは「見事な着眼点」と絶賛され、10名の審査員中4票を獲得し、波乱のBブロックを勝ち抜きファイナルステージへ進出しました。
ファイナルステージでは、ラストとなる3組目に登場。ネタは「夜のお墓に出る火の玉が怖い」という、現実と独特の感性が入り混じる、豆鉄砲ならではの世界観を炸裂させました。「怖いより熱い」と咄嗟に出るワードセンスで恐怖の種類を変えるという、彼らの真骨頂ともいえる漫才で、共にファイナルステージに進出したさすらいラビー、スタミナパンに競り勝ち、見事栄冠を掴みました。
『ツギクル芸人グランプリ』は、民放5局のプロデューサーやディレクターが審査員を務め、優勝者には各局への番組出演権が与えられるという、若手芸人にとってまさに「ツギクル」ための登竜門。昨年からの苦難を乗り越え、大きく成長した豆鉄砲が、これからどのような活躍を見せてくれるのか、今後の活動から目が離せません。
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