人気お笑いコンビ・土佐兄弟の弟、ゆうきが亡き父から受け継いだ愛車は、2017年式のイタリア生まれのコンパクトカー、FIAT500。街乗りに最適なサイズ感と、軽快な操作性が魅力のこのクルマには、土佐家の温かい思い出と、父から息子へと引き継がれた深い絆が詰まっています。
クルマが繋いだ土佐家の「文化」
「クルマで出かけたりとか、家族をクルマに乗せたりというのは、僕らが小さいときにお父さんがクルマでいろいろなところに連れて行ってくれたから」と語るゆうき。「お父さんは大のクルマ好きで、クルマでどこか出かけるというのは土佐家の文化でした」週末には家族そろって海へ出かけるのが恒例だったという土佐家。父の愛したクルマは、家族の記憶を運ぶ大切な存在だったのです。
ゆうきと兄・卓也がそれぞれ自分のクルマを購入した際には、父は自分のことのように大喜びしたといいます。息子たちの成長を心から喜ぶ、クルマ好きの父の姿が目に浮かびます。

涙で前が見えない…父と息子と”FIAT500”
ゆうきが引き継いだFIAT500”の爽やかなブルーのボディカラーは、実はゆうき自身が昔から好きな色。「小さいころに使っていた筆箱やゲーム機、初めて買った漫才衣装のネクタイもブルーだった」とのこと。そして、「そういえば、お父さんもブルーのセットアップとか着ていましたね。親子ですね」と、共通の好みに改めて気づき、愛車を通じて亡き父の存在を感じています。

父もクルマも自分自身も、似たもの同士
小回りが利き、かわいらしいフォルムを持つFIAT500”は、ゆうきにとって亡き父の分身であり、自分自身を映し出す鏡のような存在。ハンドルを握るたびに、父との思い出が溢れてきて「涙で前が見えない」とまで語るゆうきの言葉からは、父への深い愛情と、愛車が持つ特別な意味がひしひしと伝わってきます。
父の思い出とともに引き継いだ”FIAT500”は、これからも土佐兄弟・ゆうきの人生を乗せ、たくさんの思い出を紡いでいくでしょう。
