2025.02.28

韓国ルーツを持つ大型新人・オオジュが「SEVENIC」でデビュー!〜Part1〜

――芸能界を⽬指したきっかけは何だったのでしょうか?
幼い頃から韓国ドラマに囲まれた環境で育ちました。でも、自分が韓国にルーツを持つことを知ったのは小学校6年生のときです。祖母から「韓国人」であることを告げられ、自分のアイデンティティについて深く考えるようになりました。
小学生の頃はサッカーに興味がありましたが、母子家庭だったためスクールに通うことはできませんでした。中学でサッカー部に入ることを期待していましたが、部自体がなく、断念。その後、バスケットボール部に入りましたが、どこか満たされない日々を送っていました。そんなときに優里さんの「ドライフラワー」を聴いて救われ、アーティストの道を志すようになりました。

――そこからどのようにしてオーディションを受けようと思ったのですか?
音楽スクールに通うのは金銭的に難しく、悩んでいました。そんなときに渡辺高等学院の特待生オーディションを知り、これなら自分の力で道を開けるかもしれないと思って応募しました。無事に合格し、大阪で一人暮らしをしながらアルバイトとレッスンの日々を送りました。
高校2年生のときには、キャレスボーカル&ダンススクールに通うチャンスを得ましたが、未経験のダンスと歌に挫折し、4ヶ月で辞めてしまいました。その後は自信を失い、しばらく何もできない日々が続きました。

――オーディションを受けるにあたって、苦労したことはありますか?
転機となったのが「DBSing」のオーディションでした。環境を変え、東京で勝負したいという気持ちで迷わず挑戦しました。変声期だったこともあり不安でしたが、JAY’EDさんの「最後の優しさ」を歌い上げ、合格することができました。オーディションでは「誰よりも楽しもう」という気持ちを大切にしました。新しいことに挑戦するのが好きなので、好奇心旺盛な性格が良い方向に働いたのかもしれません。

次に続く