2025年6月18日(水)から開催されるワタナベ25thコンサート『ハッピーバースデー&サンキュー』。この記念すべきコンサートに臨む豪華出演者たちが、事務所への想い、公演への意気込みを語りました。
ワタナベエンターテインメントと共に歩んだ道のり
中山秀征は、ワタナベエンターテインメント25年、渡辺プロ15年と合わせて40年という事務所の歴史を振り返り、「切磋琢磨し、根本には音楽があった」とコメント。変わらぬ熱量とメンバーでコンサートを楽しんでほしいと語りました。見どころとして、ミュージカル『エリザベート』から「スーダラ節」まで幅広い楽曲が披露されること、そしてワタナベプロのテーマソング「幸せナベの作り方」の披露を挙げました。また、デビュー間もない頃、100人キャパのライブハウスにも先代の晋社長が足を運び、若手を気にかけてくれたことに感謝しつつ、あるライブでの「うーんtoo much」という社長の一言から、お客様との距離の重要性を学んだエピソードも披露しました。

中尾ミエは、渡辺プロとして30年、フリーとして30年以上という長いキャリアの中で、事務所のアーティストが一堂に会するコンサートは初めてだと語り、若手との共演、特にLittle Glee Monsterに会うのを心待ちにしている様子でした。「今回の歌を全て知っているのは自分だけ」と話し、「本当に楽しいからぜひ、一生の思い出にしてご覧ください」と来場を呼びかけました。また、先代の晋社長が亡くなった後、今のミキ社長が見事に会社を育て上げたことや、自身が「出戻り」として温かく迎え入れてくれたことに感謝の言葉を述べました。

松本明子は、20名以上のフルオーケストラとの共演という「素晴らしいステージ」に期待を寄せました。アイドル不作の年と言われた1983年デビューで「歌手として鳴かず飛ばず」だった自身にとって最高のステージだとし、中尾ミエとの会話やLittle Glee Monster、ミュージカルスターとの共演を楽しみにしていると語りました。自身が「鳴かず飛ばず」だった時代に、中山秀征から「バラエティ班に来たら」と声をかけてもらったことで、新たな活動の場を見出せたことに感謝の意を表しました。

新たなジャンルへの挑戦と喜び
元宝塚トップスターの望海風斗は、コロナ禍でファンと会う機会が少なかった中、ワタナベエンターテインメントに所属して4年が経ち、感慨深いと述べました。ジャンルを問わず様々な方と音楽で繋がれることに喜びを感じ、来場者には「一緒に歌って音楽っていいねって帰り道には『幸せナベの作り方』を口ずさみルンルンでスキップして帰っていただきたい」とメッセージを送りました。宝塚のトップスターになる夢が果たされた後、次の目標を模索する中でワタナベエンターテインメントから舞台の誘いがあり、自身の展望を快く受け入れてくれた社長への感謝を述べました。
アイドルとして活躍する柏木由紀は、普段バラエティでアンガールズと同じ班にいる自身が、ドラマ、音楽など様々なジャンルとコンサートで共演できることを喜びました。「色褪せない名曲と今日しかできない演出」、特に「1980年代の昭和の懐かしさを持っているアグネスちゃんを披露する」と見どころを明かしました。AKB48入所後、チームBで活動しており、たまたまセンター曲を披露した際に事務所スタッフが訪れており、その「運」もあり入所できたと語りました。

若手アーティストから見たワタナベエンターテインメント
Little Glee Monsterのかれんは、事務所の方々との共演が貴重な経験だとし、リハーサルを通して「一緒にいることが楽しい現場」「和気藹々とした雰囲気」だと語りました。アサヒは「歴史ある曲」を歌えることに触れ、かれんのミュージカルを歌う夢が叶った喜びを感じていると話しました。MAYUは、一つのコンサートで幅広く見られるのがワタナベエンターテインメントの魅力であり、知らない曲は勉強になるとコメント。初めての挑戦や念願が叶った瞬間でもあると語りました。結海は、普段は交わらない方々と一緒にステージに立てることに感慨を覚えているとし、来場したお客様にジャンルレスで多くの感動を届けたいと述べました。ミカは「貴重な夢の時間を過ごせる」とし、5日間で学んだ先輩方のトーク力を今後の歌手人生に活かしたいと意気込みました。miyouは、所属して日は浅いが、先輩方から多くのことを学びたいと謙虚な姿勢を見せました。

俳優陣も集結し、新たな魅力を発揮
新納慎也は、中山秀征や松本明子がリハーサルやプライベートでも本当に仲が良い光景を見れて嬉しかったと述べ、そんな二人と共演できることに「胸熱」だとし、ワタナベエンターテインメントに入ったことを実感していると語りました。ドラマ班出身で初めての体験だとし、中尾ミエの曲をリハーサルで聴いて涙したエピソードも披露しました。

新木宏典は、漫画やゲーム・アニメ原作の2.5次元舞台を中心に活動しており、今回の25周年を祝えるのはファンの支えがあってこそだと感謝を伝えたいと述べました。中尾ミエを「異次元」と称し、その存在感に圧倒されている様子でした。

東啓介は、囲み取材がまるで番組の掛け合いのようだとし、中山のMC力と松本、中尾を中心に繰り広げられる笑いに感銘を受けたと語りました。全てで42曲を披露する今回のコンサートは「1つのミュージカルを見ているよう」だと表現し、中山秀征と歌えることを光栄に思うと語りました。

斎藤瑠希は、同じ事務所で音楽の歴史・ジャンルを全て網羅できるのはこのような場所しかないと述べ、温かい現場で居心地が良く、みんなで作り上げるコンサートを楽しみに待っていてほしいとメッセージを送りました。

それぞれの立場でワタナベエンターテインメントへの感謝と、音楽への情熱を語った出演者たち。彼らが織りなす感動と興奮のステージに、期待が高まります。