2025年6月、大盛況のうちに幕を閉じたワタナベエンターテインメント25周年記念コンサート。ご来場いただいた皆様、そしてSNSを通じて応援してくださった全ての皆様に心から感謝申し上げます。
今回のコンサート成功は、豪華出演者の皆様による素晴らしいパフォーマンスはもちろんのこと、SNSを最大限に活用したデジタル戦略が大きな推進力となりました。単なる情報発信に留まらず、ファンコミュニティを巻き込みながら共にイベントを盛り上げる「ファン巻き込み型」のアプローチが、感動と熱狂を生み出した秘密です。
段階的なコンテンツで期待値を最高潮に！
コンサート開催の約2ヶ月半前から、私たちは公式SNSアカウントを通じて計画的にコンテンツを投下し始めました。まず、イベントの顔となるメインビジュアルを公開し、期待感を醸成。その後は、中山秀征、松本明子、望海風斗、東啓介、柏木由紀、Little Glee Monsterなど、豪華出演者の皆様からのメッセージ動画を続々と公開しました。普段見られないタレントの皆様からの直接のメッセージは、ファンの皆様の胸をときめかせ、コンサートへの期待感を日に日に高めていきました。
「ながら見」に最適化！共感を呼んだ「親しみやすい」動画コンテンツ
特に大きな反響を呼んだのが、出演者同士のコラボメッセージ動画です。特に、宝塚歌劇団出身で多くのファンを持つ真飛聖と望海風斗の共演動画は、Instagramで20万回再生、5,835いいねを獲得するほどの大成功を収めました。この動画がヒットした背景には、「視聴者の皆様の視聴環境への配慮」がありました。多くの皆様がスマートフォンで動画をご覧になる通勤・通学時間帯に投稿することで、音声が出せない状況でも楽しんでいただけるよう、会話内容を可能な限り全て字幕化。笑い声なども「笑笑」と表記し、視覚的な楽しさも追求しました。
さらに、堅苦しい告知動画ではなく、タレントの皆様の素の表情や自然体な姿が見られるような、ラフで親しみやすい編集を心がけました。これにより、ファンの皆様からの「いいね」やコメントが殺到し、共感と拡散に繋がったと確信しています。
ファン垂涎！「裏側」コンテンツで熱量を共有
ファンの方々が普段目にすることのない、コンサート準備の「裏側」を積極的に公開したことも、大きな成功要因となりました。
ビビる大木のラジオ番組「ANN GOLD」の放送終了後の様子や裏側、さらには「クレイジーキャッツメドレー」や「幸せナベの作り方」のレコーディング風景、そしてリハーサル中の様子など、多岐にわたる「裏側」動画を配信しました。タレントたちの真剣な表情や和気藹々とした雰囲気は、動画を通してファンへと伝わり、コンサートへの期待感と熱量をさらに高めました。
特に、25周年だからこそ実現した「”25”を繋ぐ企画動画」では、ワタナベエンターテインメントの幅広いタレントの個性が光りました。綱啓永や井内悠陽へのコメントが多く寄せられただけでなく、「こんな人もいたんだ！」といった新たな発見に繋がる声も多くいただき、改めてタレントの多様性の魅力を再認識する機会となりました。
ファンとタレントが一体となるSNS運用術
今回のデジタル戦略では、単に情報を発信するだけでなく、ファンやタレントの皆様を巻き込み、共にイベントを創り上げていくことを重視しました。
- Instagramでの積極的な交流: 一般のお客様のストーリー投稿に公式アカウントから積極的に「いいね」を付けることで、ファンの皆様の投稿をピックアップし、注目を集めました。
- タレントの皆様との連携: 所属タレントの皆様のストーリーや投稿を公式アカウントで即時にシェアするだけでなく、舞台袖での写真などをタレントやマネージャーと共有し、ご本人からの投稿も促しました。これにより、公式アカウントだけでなく、タレントご本人のSNSからも情報が発信され、相乗効果で拡散力を高めることができました。
- Xでのリアルタイム発信: コアなファンが多いXでは、コメントやリポストの速さを活かし、本番前日から終了時にかけてのリアルタイムな情報発信に注力。キャンペーンによるフォロワー増加も相まって、高い拡散力を発揮しました。
関係者全員で作り上げた祭典
そして、この成功は出演者、スタッフ、そしてファンの皆様だけでなく、飛び入りゲストの皆様、バンドやコーラスのメンバーの皆様など、コンサートに関わる全ての皆様の協力があってこそ実現しました。普段は見られない出演者と制作サイドの交流や、バンドメンバーからの温かいコメントなど、SNSを通じて多くの感動が生まれました。
ワタナベエンターテインメントは、これからもSNSを通じてファンの皆様との繋がりを深め、共に感動を分かち合えるエンターテインメントをお届けしてまいります。
次回のイベントにも、どうぞご期待ください
