大学お笑い日本一を決める大会「Sky presents 笑学祭2025 supported by マイナビ」の決勝戦が30日、東京都内 座・高円寺2で開催され、お笑いコンビ「蝉ブルース」の川田直樹（21）と関根広大（21）が激戦を制し、見事優勝に輝いた。
サークル所属の有無を問わず、現役大学生であれば誰でもエントリー可能な「笑学祭」。今年は過去最多となる851組がエントリーし、全国5都市での予選、そして準決勝を勝ち抜いた10組がこの日の決勝に駒を進めた。昨年の応募総数530組から大幅に増加したことからも、大学お笑い界の盛り上がりがうかがえる。
ファーストステージを勝ち上がり、ファイナルラウンドへと進出したのは「蝉ブルース」のほか、先日開催された「UNDER5」で優勝した実力派コンビ「あなたとネ」、そして唯一のピン芸人として存在感を示した「上下する」の計3組。特筆すべきは、在籍大学は異なるものの、この3組が全て「早稲田大学お笑い工房LUDO」サークルに所属している点だ。まさかの同門対決となった決勝戦は、互いの手の内を知り尽くした者同士の白熱した応酬となり、会場は大いに沸いた。
激戦の末、見事栄冠を手にした「蝉ブルース」の二人には、大学お笑い日本一の称号に加え、ワタナベコメディスクールの育成費全額免除、ワタナベ主催のお笑いライブ出演権、そしてマイナビからJTBトラベルギフト20万円分が贈呈された。
優勝後のコメントでは、ファーストラウンドのネタ『漁師の一日』にちなんで「2人で釣りいきます！」と喜びを爆発させた。
今後の活躍にますます期待が高まる。
