2025.07.24

山田裕貴、ベートーヴェン捏造!?主演映画で「真実」に迫る

かげはら史帆氏の歴史ノンフィクションの傑作『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』が、主演に山田裕貴を迎え、この秋、実写映画化されることが決定しました! 脚本はバカリズム氏、監督は関和亮氏が務めます。

本作で山田裕貴が演じるのは、ベートーヴェンの忠実な秘書でありながら、彼の死後、その崇高なイメージを「捏造」した人物、アントン・シンドラーです。19世紀のウィーンで、金も職歴もないしがないヴァイオリニストだったシンドラーは、憧れのベートーヴェンと出会い、やがて彼の秘書となります。

しかし、シンドラーが目にしたのは、世に伝わる「聖なる孤高の天才」とはかけ離れた、下品で小汚いおじさんとしてのベートーヴェンの姿でした。愛するベートーヴェンのために、彼の「真実」を「嘘」で塗り替え、後世に残る偉大な天才へと仕立て上げていくシンドラー。その愛が重すぎるがゆえに、周囲との熾烈な情報戦が繰り広げられます。

山田裕貴が、ベートーヴェンへの熱い愛と、それを守るための狂気じみた行動との間で揺れ動くシンドラーをどのように演じるのか、期待が高まります。

本作の発表に際し、主演の山田裕貴は、自身のSNSで本作への想いを次のように語っています。

「はい、ウィーンで撮りました? 実話です? 全部秘書のでっちあげ 5ヶ月に渡って撮りました? 全部本当です? これをどれだけ信じる人がいるのだろう そんな世の中です どれが本当でしょう 全てを信じないでください まぁ、解る人には解ります 映画を観ればわかるかと 豪華なキャストが発表されました」

音楽史上最大のスキャンダルを、バカリズム氏が紡ぐ奇想天外な物語と、ベートーヴェンの珠玉の音楽にのせて描く本作。

山田裕貴が新境地を開く、前代未聞の歴史エンタテインメントをぜひ劇場でお楽しみください。

X: https://x.com/00_yuki_Y/status/1941113375964148207
公式HP: https://movies.shochiku.co.jp/beethoven-netsuzou/