歴史ノンフィクションの傑作『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆著/河出文庫刊)の実写映画化が決定し、バカリズム脚本、関和亮監督が務めることで話題を呼んでいる。主演には山田裕貴と古田新太さんという実力派俳優が顔を揃えるが、本作で重要な役どころを担うのが、ワタナベエンターテインメント所属の安井順平だ。
安井が演じるのは、ベルリン王立図書館音楽部門の責任者・デーン。物語の鍵を握るのは、ベートーヴェンの死後、秘書であるシンドラー(山田裕貴)が、彼の遺品や資料の寄贈をデーンに相談する場面だ。このやり取りが、後にクラシック界を揺るがす大スキャンダルの発端となる。
これまで数々の舞台や映像作品で個性的なキャラクターを演じてきた安井。彼の確かな演技力が、音楽史上最大のスキャンダルを紐解く上で、どのような化学反応を生み出すのか注目が集まる。
安井順平がキーパーソンとして登場する映画『ベートーヴェン捏造 』は、9月12日より全国公開。バカリズムが紡ぐ、まさかの実話に期待が高まる。
