アーティストの原点と道のりを紐解く
Q: 音楽に目覚めたきっかけについて教えてください。人生で初めて「音楽ってすごい!」と感じた原体験はどのようなものでしたか?
家に音楽がかかっているのが日常的だったので、音楽は好きだったんですけど、小さい頃は音楽を仕事にしようとは思っていませんでした。親がライブを見に行った時に、そのキッズダンサーのバックダンサーの子たちを見て「自分の子供もそうなってほしい」と思ったことから、私が小学1年生でダンスを始めました。最初は地元の小さなダンススクールに通っていて、そこでは振り付けよりも「踊ることを楽しむのがメイン」のスクールだったので、そこでダンスが好きになりました。
その後、小学2年生からはEXPGに通い始めました。親がLDH好きということもあり、EXILEさんのライブを見て「キッズバックダンサーになる」という夢をEXPGの中で持つようになりました。この夢を小学生で叶えることができたのが、私にとって大きな転機でした。
バックダンサーとして、目の前にいるアーティストの姿を見て、「私もそっち側になりたい」という気持ちが芽生えました。お客さんとして見るアーティストさんとは違う、その「裏方」というか、支える側としてキッズながらに「すごい」と思ったのは、ファンの方のことを表だけでなく裏でもしっかり考えていること、リハーサルでの「熱量」、そしてライブでの「輝いてる姿」や「一番楽しそうにしてる姿」を見たからです。それを見て「かっこいい」とも思ったし、尊敬しました。
Q: ご自身の音楽のルーツとなっているアーティストや楽曲を挙げるとしたら、それは何ですか?それぞれどのような部分に影響を受けましたか?
思い出の曲は、EXILEさんの「Choo Choo TRAIN」です。私がバックダンサーとして出させていただいたライブで、花道の一番前の先頭に立って踊ったのがこの曲でした。そこには限られた人数しか立てない場所で、そのトップに立てたというのと、その先にEXILEさんご本人がくるくる回るフリをステージでやっているのを見て、その後に自分たちが一緒にやるという感じだったので、それが「すごい思い出」ですね。この経験は、私にとっての目標でしたし、親も喜んでくれたので嬉しかったです。

アーティストへの決意
Q: 「音楽を仕事にしたい」「プロのアーティストになりたい」と、具体的に意識し始めたのはいつ頃ですか?
EXPGでバックダンサーの夢を小学生で叶えた後、アーティストを見て「私もそっち側になりたい」「私がしたいのはアーティストやな」と思うようになりました。EXPGを辞めた後、すぐにキャレスに入ったわけではないのですが、別の場所でダンスを続け、アーティストになろうと意識しました。
中学1年生の後半にキャレスに入ったのですが、そのきっかけはa-nationのオープニングアクトダンサーのオーディションを受けた時に声をかけてもらったことです。avexとキャレスの合同オーディションで、それを受けてから「本格的にアーティストになりたい」と強く思いました。それまでは、ダンサーの夢を叶えた後もダンスは辞めたくなかったので、ダンスだけを続けていましたね。
キャレスに入ってから、「歌もやってみない?アーティストにならない?」と声をかけてもらいました。歌うのが好きだったので「是非お願いします」と答えたところ、私と同じ年齢の子たちのグループがあるからそこに入ってみないか、と言ってもらえて、すぐにそのグループに入って活動することになりました。
Q: 下積み時代やインディーズでの活動で、印象に残っているライブや、忘れられないファンとのエピソードはありますか?
印象に残っているのは、上京する前の最後の大阪でのライブです。それはキャレスのイベント「最強エンタメくら部」でのWE3Mのステージでした。WE3Mにとってキャレスのイベントに出るのが最後だと知っている中で、私たちも緊張しながら、でも楽しみながら出たんですけど、舞台袖で先生とか、今まで一緒に頑張ってきたみんなが私たちを見てくれていたんです。声を出してくれたり、「WE3M」と叫んでくれたり、本番前に「頑張れ」と言ってくれたり、本番が終わってからハグしてくれたりしました。その時に「これから東京行って頑張ろう」って、「背中を押してもらったようなライブ」でしたね。

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