挫折と成長の軌跡
結成からこれまでの活動の中で、挫折と感じた経験はありましたか?それをどのように乗り越え、今のリバーマンさんに繋がっているのでしょうか?
市川: 挫折はありましたね。半年後輩の「えびしゃ」というコンビがいるんですが、彼らは大学お笑いのトップを走る実力派で、養成所でも一瞬同期だったんです。彼らがU-25 OWARAICHAMPIONSHIPで優勝した時、僕らは最低得点だったんです。こんなに差があるのかと、当時はかなり落ち込みました。
古川: それでも乗り越えられたのは、やはりお笑いが好きという根本があるからだと思います。あとは、最終的には認められたいという気持ちが強いですね。去年のライブで、以前僕らに低い点数をつけた審査員だった方が「今日はちゃんと面白かったよ」と言ってくださって。一年越しの報われを感じて、また頑張ろうと思えました。1年目から「面白そう」の最終予選に行けたり、2年目に出演できるようになって、少しずつですが手応えを感じながら活動を続けています。
未来への展望とワタナベエンターテインメントでの挑戦
最後に、芸人としての最終的な目標と、ワタナベエンターテインメントという事務所で今後どのようなことに挑戦していきたいか、お聞かせください。
古川:キングオブコントで勝ちたいです。優勝した人生を経験したいですね。ワタナベエンターテインメントに入ったのも、コントで道を切り開いてくださった先輩方がいるからですし。キングオブコントはまず勝ってから、その後の夢が広がればいいなと思います。
市川: 僕は、演じるのも好きですが、脚本も好きです。でも、結局テレビのあの人たちが好きで、僕の暗い学生生活を明るくしてくれた人たちがいる場所だったので、誰かのそういうところに繋がる存在になりたいです。疲れた人が楽しむ、病気なのに笑えるというのはすごいことだと思います。笑えない日に一笑い提供できるような、そんな芸人になりたいですね。テレビだとより多くの人に届けられると思うので、テレビで活躍できたら嬉しいです。
若手ながら確固たるコントへの情熱と独自の視点を持つリバーマン。市川の作り出す緻密な世界観と、古川のリアリティを追求した演技が融合し、観る者を惹きつける。キングオブコント優勝という明確な目標を掲げながら、その先に見据えるのは、お笑いの枠に留まらない幅広い活躍だ。
彼らの“コント愛”が生み出す唯一無二の世界観が、今後お笑い界にどのようなインパクトを与えるのか、その未来から目が離せない。
市川
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古川:
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