サッカー日本代表戦で流れるANAの新しいテレビCMにて、シンガーソングライターのaoが歌唱を担当することが発表されました。楽曲は音楽家・中塚武さんが書き下ろしたもので、aoは「飛行機が飛び立つ瞬間のワクワクとそこから生まれる沢山の物語に寄り添えるように、心を込めて歌いました!」とコメント。
リアルな日常を独特の感性で切り取った歌詞と、重厚感のあるダークなビートから高揚感溢れるキャッチーなメロディまでを表現する歌声で、若年層を中心に注目を集めるaoの、短期間での目覚ましい活躍の軌跡を紹介します。
ao:デビューからの飛躍
- ブレイクのきっかけ
2021年9月に「Tag」でメジャーデビューを果たした後、わずか数ヶ月後の2022年1月には、Spotifyが選ぶその年最も活躍が期待される次世代アーティスト『RADAR:Early Noise 2022』に選出され、一気に注目を集めます。 - 大物アーティストとの共演
2023年4月には、人気ロックバンド・RADWIMPSの楽曲「KANASHIBARI feat.ao」にフィーチャリングボーカルとして参加。この楽曲はテレビ朝日系ドラマ『unknown』の主題歌に起用され、その表現力の高さが幅広い層に認知されるきっかけとなりました。 - 大型タイアップが続々決定
同時期にハーゲンダッツのTVCMにて楽曲歌唱を担当するなど、CM業界での起用が急増。 同年7月にはEDMサウンドの「4ever」、8月には国際工科専門職大学のCMソング「ENCORE」と、表現の幅を広げる楽曲を連続リリースしました。 さらに、2023年11月には、Netflixシリーズ「陰陽師」のエンディング主題歌「kioku」をリリース。
その勢いは止まらず、2025年に入るとポカリスエットCM「夏の時報」篇の歌唱・ナレーションや、Netflixシリーズ「グラスハート」の劇中歌唱に参加するなど、大型のCMや映像作品へのタイアップが相次いでいます。
今回のANA新CMへの歌唱担当は、デビューから数年という短期間で日本の音楽シーンにおける確固たる地位を築きつつあるaoの、現在の勢いを象徴する出来事と言えます。
