1月23日(金)、池袋・あうるすぽっとにて第18回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の授賞式が行われました。 日本における翻訳劇の振興を目的として設立された本賞において、この度、ワタナベエンターテインメントが企画・製作した舞台『マスタークラス』(2025年3月〜4月上演)が、その高い上演成果を認められ「上演成果部門」を受賞いたしました。

式典では、本作品のエグゼクティブプロデューサーの渡辺ミキ社長が登壇。選考委員の小田島恒志さんより、表彰状が授与されました。
会場には、本作の翻訳を手掛けられた黒田絵美子さん、出演者の林真悠美さん、スーパーバイザーの穂坂知恵子さんも駆けつけてくださり、共にこの喜びを分かち合うことができました。黒田さんの言葉が紡いだカラスの魂が、このような形で評価されたことは、スタッフ・キャスト一同にとって大きな誇りです。
今回の受賞を励みに、これからも良質な演劇を皆様にお届けできるよう、真摯に作品づくりに邁進してまいります。 応援してくださった皆様、誠にありがとうございました。

〈作品概要〉
20世紀最大の歌姫<プリマドンナ>、マリア・カラス。才能に奢らず訓練を怠らず、栄枯盛衰を味わいながら後世の歌手に多大な影響を与えた彼女は、晩年、名門ジュリアード音楽院でマスタークラス<公開授業>を開講した。本作は、劇作家テレンス・マクナリーが公開授業に想を得て、彼女の栄光と挫折の人生を描いた作品である。
日本では黒柳徹子さん主演で上演して以来26年ぶりの上演で、世田谷パブリックシアターを舞台に、マリア・カラスを舞台上に蘇らせたのは、森新太郎の演出、黒田絵美子の翻訳、主演の望海風斗。
授業では、あらゆる表現者に通じる真理が込められた濃密で膨大な言葉を操りながら、愛を求め、挫折を乗り越え、芸術に人生を捧げたカラスの秘めていた過去が、解き明かされてゆきました。
「アートに向き合うとはどういうことかを伝えてくれる作品。ぬくもりのある演出も素晴らしかった」と称賛されました。
