2026.03.08

第33回読売演劇大賞 贈賞式が2月27日に行われ、望海風斗が宝塚出身者初となる大賞に輝いた!

第33回読売演劇大賞(読売新聞社主催、日本テレビ放送網後援)の贈賞式が27日、高円宮妃久子さまをお迎えして東京都千代田区の帝国ホテルで行われました。
ワタナベエンターテインメントからは望海風斗・瀬戸さおり・安井順平・田中亨の4名が出席いたしました。

望海風斗が魅せた嬉しさからの”涙”と”笑顔”

望海風斗が厳しさの中に温かみのあるマリア・カラスを巧みに造形した「マスタークラス」と「エリザベート」での、16歳の奔放な少女期から悲劇的な晩年まで、皇后の葛藤と孤独を丁寧に表現力が評価され最優秀女優賞を受賞いたしました。なんと、大賞にも輝きました。大賞の受賞は望海本人にとっても、所属するワタナベエンターテインメントの社員にとってもサプライズでの発表となりました。発表された瞬間に見せた嬉しさからの”涙”と、壇上から見えたワタナベエンターテインメントの社員と交わした”笑顔”はとても印象的でした。
なお、女優で大賞を受賞した方は数えるほどしかおらず、宝塚歌劇団出身者では初の受賞となります。
卓越した演技力、歌唱力、そして豊かな表現力の裏側には、これまでの挫折や日々の積み重ねがあるのではないでしょうか。ぜひ、今後の望海風斗の活躍にご期待ください!

最優秀女優賞 スピーチ全文】
このような素晴らしい賞を賜りましたこと、心から感謝申し上げます。
「マスタークラス」と「エリザベート」という2作品は、私にとってもとても大きな作品で、ある意味勝負に挑むような役でもありました。この2作品で賞をいただけたということが何よりも嬉しく感じます。怯まずに挑戦して良かったなと今改めて思っています。賞というものは、一人でいただけるようなものではなくて、本当にたくさんの方のお力があっていただけたものだと思っています。
「マスタークラス」という私のこれからの人生になくてはならない作品と出会わせてくださったエグゼクティブプロデューサーの渡辺ミキさん。そして、稽古の大切さ、大変さ、そして楽しさを教えてくださった演出家の森新太郎さん。そして、宝塚歌劇団時代なかなか目が出なかった私を何度も引き上げてくださって、「エリザベート」でも尻込みをしてしまった私に目が覚めるような言葉を放ってくださった演出家の小池修一郎さん。
そして、この2作品に関わってくださったすべての皆さまに心から感謝申し上げます。
これからもこの賞と、そして「マスタークラス」でマリア・カラス先生に教えてもらった舞台に全てを捧げる精神を持って、一作品一作品心を込めて努めていきたいと思います。
本日は誠にありがとうございました。

【大賞 スピーチ全文】
ありがとうございました。
まさか、自分がいただくなんて思ってもいなかったので、今本当に驚いているんですけれども、本当にみなさまのおかげでマリア・カラスもエリザベートも演じきることができたんだと思います。
マリア・カラスに出会わなかったらエリザベートもできなかっただろうと思いますし、本当にマリア・カラス先生が私の人生の師匠になった作品でもあるので、これからもこのマリア先生の言葉を胸に突き進んでいったら、間違い無いんだなっていうことを今感じました。
マリア先生の言葉、たくさん素敵な言葉をいただいたんですけども、その中でも「修練とテクニック、そしてムート(Mut)」勇気という意味なんですけれどもこの3つが大切だと教わりました。これからも、修練とテクニックと、そして1番大事なムート(Mut)を持って、みなさんと作品を作っていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

瀬戸さおりが『きらめく星座』『父と暮せば』の二作品で受賞

瀬戸さおりがこまつ座が上演した井上ひさし作「父と暮せば」で原爆投下後の広島で生きる娘を、「きらめく星座」では戦争で右手を失った夫を支える妻を演じ、「戦争に対する感覚を深め、生命力があふれ出していた」と称賛され優秀女優賞を受賞いたしました。瀬戸さおりの繊細な演技に今後もご期待ください!

【瀬戸さおり コメント】
第33回読売演劇大賞優秀女優賞をいただき、授賞式に『きらめく星座』『父と暮せば』のカンパニーの皆さんと行ってきました。
私の人生を変えてくれた二作品で賞を頂けたこと、とても嬉しく思います。
演劇を始めて、私の人生はさらに豊かなものになりました。
劇場に足を運んで下さった皆さまに、
少しでも豊かな時間を過ごしてもらえるよう
今後も真摯に役と向き合っていきたいと思います。

安井順平が「心からおめでとうを。」とコメント

安井順平が出演した『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』が最優秀作品賞を受賞いたしました。この作品では、出自の異なる役者たちを見事に繋ぎ合わせ演じ切った安井順平。舞台にドラマと圧倒的な憑依力で実力を発揮し続けている安井順平の魅力をもっと知っていただきたい!3月28日(土)より放送開始の日本版『ストーブリーグ』にも出演しておりますので、ぜひご覧ください!

【安井順平 コメント】
個人賞もありがたいが、作品賞をいただけるのは格別だ。全てのセクションが作品を真ん中に置いて作り上げた総合力の評価であり、全ての人が同じ方向を向いていたという何よりの証だからだ。作品が報われる。
自分が参加させてもらった『最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote』が最優秀作品賞に選ばれたのは一番のご褒美だった。
この作品から選考委員特別賞を受賞した大倉孝二さん、ウチの劇団(イキウメ)の作品『ずれる』から男優賞を受賞した大窪人衛に心からおめでとうを。

受賞して思うのは、喜びよりも、一人では何も成し得ないことをあらためて実感する。「個であり全体」。演劇づくりの基本に立ち返ることができる意味のある時間になりました。
受賞された皆様、おめでとうございます。

『ポルノグラフィ / レイジ』に出演した田中亨もお祝いに駆けつけた

『ポルノグラフィ / レイジ』より亀田佳明さんが最優秀男優賞、saraさんが優秀女優賞を受賞し、”若い男性”として出演していた田中亨も受賞式に出席いたしました。2026年5月・6月にはリーディング公演、舞台『Love and Information』への出演も決定しております。得ることのできた学びをどう表現してくれるのか、ぜひ観劇していただきたいです!

【田中亨 コメント】
昨年上演しました『ポルノグラフィ / レイジ』から、亀田佳明さんが最優秀男優賞、saraさんが優秀女優賞を受賞され、そのご縁から授賞式に出席させていただきました。
この作品から得られた、学びの1つ1つが今も活きていて、改めてこの作品に参加できたことを嬉しく、喜ばしく思います。
そして、望海風斗さんが最優秀女優賞と読売演劇大賞を、瀬戸さおりさんが優秀女優賞を受賞され、同じ事務所である僕としても誇らしく、沢山活力をいただけた、忘れられない1日になりました。
改めまして、皆さまご受賞おめでとうございます!一緒にお祝いできて嬉しかったです!

授賞式のラストを飾った望海風斗の歌声

授賞式のラストにエリザベートより「私だけに」を歌唱。透き通る歌声の中にある芯の強さ、会場が包まれるような伸びのある声がとても魅力的です。ぜひ、YouTubeよりご視聴ください!