映画『くすぶりの狂騒曲』は、2024年12月13日に全国公開され、お笑い芸人ユニット「大宮セブン」の実話を基にした青春群像劇として注目を集めています。主演の和田正人は、実在の芸人コンビ「タモンズ」の大波康平さんを演じ、その熱演が話題となっています。
本作は、2014年に埼玉県の大宮ラクーンよしもと劇場のオープンに合わせて結成された「大宮セブン」のメンバーたちが、コロナ禍や厳しい芸能界の現実と向き合いながら、M-1グランプリを目指す姿を描いています。特に、メンバーの「すゑひろがりず」がM-1グランプリで決勝進出を果たし、続いて「マヂカルラブリー」が優勝するなど、劇中で描かれる彼らの躍進は現実の出来事とリンクしています。
公開後、和田正人は自身の出身地である高知市のミニシアター「キネマミュージアム」で舞台挨拶を行い、地元のファンとの交流を深めました。和田は「この作品は青春映画です」と語り、作品への思いを熱く伝えました。
映画『くすぶりの狂騒曲』は、芸人たちの苦悩や葛藤、そして友情を描いた作品として、多くの観客の共感を呼んでいます。公開から時間が経過していますが、まだご覧になっていない方は、ぜひ劇場で彼らの熱い物語を体感してみてはいかがでしょうか。